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2007年08月27日

本命党の視点と穴党の視点とでは見える世界が違う

自分が本命党だと認識してから見つけたおもしろさも多い。

まず、本命はなかなか来ないということだ。「またイン逃げかよ」なんて思わなくなった。本命ばかり狙うようになればなるほど、本命はなかなか来ないことを思い知らされる。これは穴党が、「なかなか穴券が出ない」とグチをこぼすこととは全く違う。穴はもともと確率が低いから穴なのだ。しかし、本命は来る確率が高いから本命なのだ。にもかかわらず、来ない。穴党時代に「たまに本命買ったのに来ない」とボヤいていたが、本命党になって本命を買い続けても来ないときは来ないのだからたまに買った程度で来ないのは当然だといえば当然だろう。

本命の最大の特徴と言えば、オッズの低さだろう。高配当の本命は本命じゃない。舟券を買うという時点で、ある程度の払い戻しを期待する。しかし、オッズが低い本命で高リターンを期待するには、大きく賭けるしかないと思うのが普通だ。これが、本命が本命たりうる理由にも繋がるのだが、本命を買う人はある程度の配当を求めるために大きな額をつっこみ、穴券は小額投資でもある程度の高配当が望めるために小額だけ買えば十分なのだ。これが本命のオッズをさらに下げ、本命が本命らしいオッズになる理由だ。

それゆえ、私も「本命は金持ちのギャンブル」と思っていた。多額をつっこめない人には多額のリターンが望めないからだ。しかし、これが大きな間違いだった。負け続けていた頃の私は、本命を押さえで買い、穴を散らして狙っていくような買い方をしていた。あるいは、BOXや流し買いなどで三連単の目を何通りも買っていたのだ。まさに主催者の思うが侭だろう。買い目をどんなに増やしても、当たるのは一通りなのだ。

三連単導入の狙いは、高配当の魅力と買い目を増やすことだと私は思っている。高配当を当てるということは、ギャンブルの魅力の中でもかなり高い位置に存在する。しかし、そのために3着流しで4点買うならば、二連単で一点勝負すれば良いのにと思うようになった。しかし、そんな疑問をぶつけると「もし3着に穴が来たら…」とか「そのためのベットマネージメントだよ」とか言う。前者の場合、3着が本命だったら配当は二連単の4倍以下になるだろうし、後者に至っては1着2着を当てるだけでも難しいのに3着まで予想するなんて私には無理だよと皮肉しか言えない。

話を元に戻すけれど、買い目をどんなに増やしても、当たるのは一通りなのだ。BOX買いなんて最初から5点ははずれることを想定しての購入である。BOXの場合はオッズを6で割った数が真のオッズだと思うべきだろう。そう考えたとき、ほとんど本命と変わらないオッズまで下がることはないだろうか。もちろん買い目を増やした方が当たりやすいのだが、絞れないほど難しいレースに何点も購入するより、本命を買った方が配当も的中率も上がるような買い方をしていないだろうか?たとえ小額でも、買い目が増えてしまっては、こちらこそが金持ちのギャンブルになってしまう。事実、私自身は本命党になって一日の使用金額は3分の1程度まで下がったのだ。

最後に、競艇界が本命党向きになっていると思うことだ。当時は穴党だったこともあって、一枠の選手が「インかカドで」勝負をしていた時代が一番熱かった。まくり一本で琵琶湖GI三連覇を果たした山田豊選手なんてその象徴だろう。しかし、スタート展示で圧倒的にインが有利になり、三連単の導入直後は「お客さんに当てやすいような番組づくりを」と言う番組マンの声も聞いたことがある。要するに本命が来るようにしているのである。また選手の方も、枠番の利を生かすために個性を捨てて自在派に転向した選手も多い。

おかげで、勝者のゲームから敗者のゲームへと変わっていった。要するに、何か一つ秀ている部分がないと勝てない時代、何か一つ抜き出ればどこからでも戦えた時代から、インからミスさえしなければ負けない時代へと変わっていった、と見えるようになった。単に本命党になるまでインを見ていなかっただけかもしれないが、インばかりを見るようになって、インには恵まれで勝ったり実力差が均衡すればするほどコースの利が有利に働くことに気づき、ミスさえしなければ勝てる敗者のゲームの世界だと思うようになったのだ。

最後に、本命党の利点を3つ。
1.今はインが勝ちやすい時代
2.買い目が少なくなったこと
3.当たる回数が増えたこと



1.私が本命党に至るまで
2.本命党の視点と穴党の視点とでは見える世界が違う
3.私の舟券の買い方
posted by まなめ at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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